さよならの、コーヒー 、一杯そして、レジデント、フェローの皆様へ

最近、遠い記憶を、辿ることが多い。私は、小学生の頃、よく気管支喘息で苦しんだものだ。その頃の治療は、テオフィリンとボスミンぐらいだったと記憶している。勿論、プレドニンも使用されてはいたが、いまは、気管支吸入剤として、ステロイドと気管支拡張剤の合剤が、あたりまえになっている。少しまえは、気管支吸入剤といえば、ステロイド吸入剤と気管支拡張剤のふたつを、使い分けしていた、そして、気管支拡張剤の内服も進歩している。ステロイド内服のガイドライン、吸入剤の進歩には、すばらしいものがある。今は、喘息吸入と慢性閉塞性肺疾患吸入を使い分けている 薬理学の進歩だ!

気管支喘息の原因でもある、ヒスタミン、ロイコトリエン遊離を阻害する内服薬も、発展を遂げている。それでも難治性の喘息も存在する。

三代、Bといえば バッハ ベートーベン ビートルズ  三代、Gといえば ジャンフランコ・フェレ(一級建築士)、ジョルジオ・アルマーニ(外科医)、ジャンニ・ヴェルサーチ(歌劇舞台衣装担当)だった、私は、そこに Aを加えたい。 洋服の青山だ!

しかし、40数年前に比べると、喘息発作の対処方、或いは、その治療薬には、めまぐるしいものがある。最近では、ボスミン皮下注射をする症例は、殆ど無い。

それは、オートクチュールとプレタポルテとの違いを感じるぐらいだ。

当時 テロップが 流れた ダイアナ妃が フランス市街で 交通事故により 救急搬送され 死亡が 確認されたと 奇跡は 起こらなかった

さよなら イングランド ローズ さよなら夏の日 晩夏の頃

有名な方が亡くなられるのは、とても残念だ、そうでなくても知人が亡くなる、残念だ。

あれは元日の朝2時、車を病院に走らせた、私が受け持つ患者さんが吐いていると連絡があった麻痺性イレウスである、この患者さんは76歳、男性だ、が既往歴でトラフィックアクシデントがある小腸を挫滅したらしい、もちろん緊急オペしている30年前のオペが癒着を起こし通過障害をおこしてイレウスを発症している、ストレッチャーでレントゲン室に運んでもらう、ダブルバルーンのイレウス管を小腸に留置する、バルーンを固定、IVHでルート確保、翌日から毎日、立位正面でレントゲン撮影バルーンが無事、進んでいるか確認。なんと明日から外科病棟で診るらしい担当医交代である。

病院の下にレストランがある、遅い昼食をしていると外科病棟に、移った、ダブルバルーンをした患者さんが私のテーブルに、来られた、元気そうでよかった、コーヒーを二人で飲んでいると、来週、開腹オペらしい、少し不安そうだ、病棟に帰られた、私も仕事があるので精算しようとすると、さっきの患者さんが全部お支払いされましたよ!

私は外科病棟までお礼を言いに行った、詰所の白板に、確かにオペの予定だ、オペの前日、見舞った、開腹したとたん、執刀医が、やめとけば良かったと、呟いたそうだ、小腸が毛玉の様に、癒着だらけそれからオペ後、1週間が経ち、カルテ記載しているとスタッフの1人が亡くなられたらしいと言っていた、残念だ、悲しい、あのコーヒーの味は、ずっと忘れない!

国際医療癌センターに勤務している友人と、食事をする機会があってね!

NK細胞治療はしていないそうだ、京都大学医学部附属病院も、全くしていない!(癌、腫瘍内科)

結論のでない、自由診療の暴走だな!もちろん、国際医療癌センターでのエビデンスはない!、京都大学医学部附属病院もエビデンスがない!ips再生治療においては保険適用!私が34歳の時、NK細胞治療はすでに存在していた!私は55歳である、未だ保険適用になっていない、エビデンスが無い、根拠証拠が無いとなれば効かないという結論である!

NK細胞は、慢性疾患、生活習慣病にまで影響を与える程の万能性はない、始める前に、勉強していればよかったな、それを、行き当たりばったりという

なにごとも心に こめて忍ぶるをいかで涙のまづ知りぬらむ

さくらひかりクリニック(大上啓樹院長)呼吸器内科さくらひかりクリニック(大上啓樹院長)呼吸器内科