色々あるんだよ、人生は! そして、レジデント、フェローの皆様へ

私は医療訴訟の経験はない。しかし、身近に観てきた。

私は民事訴訟の経験がある。原告側としては、強く和解を提案したのだが、残念だ。

 

平成29年12月5日 大阪裁判所 民事5係り 裁判所書記官 柴田 修

 

原告 大上啓樹

被告 医療法人社団友愛会理事長 入江 雄一朗

 

1) 平成28年11月2日ころ、原告がスマートホンを、購入したので、インターネット検索で、大上啓樹と入力したところ、被告のホームページに原告写真が掲載されているのを確認、そこで、原告は、被告に対し、既に退職しているので、原告写真、削除を要請。

2) 原告は、IKミナミクリニックを、平成28年3月31日に退職後、同年8月頃から、内科小児科医として働いていたところ、同年11月頃から年末にかけて、一般患者から美容に関する電話での問い合わせが約20回、来訪約8名あった。

3) 原告はIKミナミクリニック在職中は施術をしないもの美容に関わっていた、原告の、さくらひかりクリニックでは美容関係の診療はしていなかったので、電話の問い合わせや、来訪を受けるたびに、その旨、説明とお断りをするのに手間をとられ業務に支障をきたした事を認める事ができる。

 

2) 争点について

争いのない事実など事実並びに上記1)ないし、3)の事実によれば、原告の要請にも関わらず、被告が1ヶ月余りの間、被告ホームページから、原告写真を削除しなかったことは、雇用契約終了に伴う信儀即上の義務違反というべきであり、違法性を認める事ができ、これにより人格権侵害とまではいかないが、原告の業務に支障をきたし精神的苦痛をあたえた限度で原告に損害が生じたと認める。

2) 争点2)について、証拠(甲4、原告本人)及び弁論の全趣旨によれば、被告は検索サイトで、大上啓樹と入力した際、被告ホームページやホームページ上の画像についてコントロールできることを認める。

平成29年12月5日判決言渡 同日原本領収 裁判書記官 平成29年(ハ)弟2908号 損害賠償請求事件 口頭弁論終結日 平成29年10月31日

 

判決 主文

1、被告は原告に対し、金11万円及びこれに対する平成29年2月14日から支払い済みまで年5パーセントの割合による金員を支払え。

 

2、原告のその余は棄却する。

 

3、訴訟費用は、これを3分にし、その2割を原告の負担とし、その余は被告の負担とする。